映画タイトル:菊次郎の夏 監督・脚本=北野武   PAGE 171

(スタッフ)

製作=バンダイビジュアル/TOKYO FM/日本ヘラルド映画/オフィス北野

プロデューサー=森昌行 吉田多喜男

撮影=柳島克己

音楽=久石譲

美術=磯田典宏

編集=北野武/大田義則

照明=高屋齋  

録音=堀内戦治

(コメント)

 一つの画面に一つのアイデア。いささか緊張を欠いた画面に見える。しかし、ひとり立ちつくすフルショット、ふたり並んだバストショット、意識的なロングショット、ロングショットの中に、遠景を見送るだけでなく、人を意識的に点のように動かしてみせる。

 こんな映像的処理は初期の作品から一貫している。こどもとの遊びやこどもをからめてのギャグは微笑ましい。記憶も定かではない母親を訪ねて戻った菊次郎が放心して佇むショットは印象的だ。(2000.4.13)




 

(キャスト)

ビートたけし
岸本加世子
吉行和子
関口雄介

公開年月日:1999.6.5

映画館:横浜西口名画座

                         

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