（スタッフ）

製作＝アヌーシュカ・フィルム、パルク・フィルム（マグ・ボダール）、プロデュクシオン・ド・ラ・ゲヴィル（ダニエル・ドロルム）

撮影＝ラウル・クタール

音楽＝バロック音楽及びシュトックハウゼン、シャンクソン＝クロード・シャンヌ

編集＝アニュス・ギュモ

（コメント）

○もっときつい映画だと思って敬遠しておこう、という思いもあったが、無理して見て良かった。「男性・女性」よりも、ポップで粋なつくりだった。

とにかくしゃべりまくる映画で、字幕を追うだけで疲れてしまうという印象があった。ところが、違った。しいていえば、「気狂いピエロ」に繋がる映画だ。撮影もラウル・クタール。

○テロリストの細胞の一員として、暗殺しにいく、鉄格子から覗いたカットは、「ゴダール映画にはやっぱりあったのか」と、わくわくするシーンになっていた。詳細は、またゆっくり語ろう。シナリオ採録を参照してみたいと思う。（1999.6.29）

（キャスト）

アンヌ・ヴィアゼムスキー　
ジャン＝ピエール・レオ

制作年：1967

映画館＝横浜・関内アカデミー２「ヌーヴェルバーグ40年」