日中合作
(スタッフ)
製作=コムネット フィルム・クレッセント 中国申影合作制片公司
製作=木下昌也
脚本=テン・ウエンジャ
原源一
撮影=ツイー・レイ 岡田次雄
音楽=喜多嶋修 立川直樹
美術=木村威夫 ヤン・ガン
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(コメント)
○中国の監督で、日中合作映画になっている。こちらは、「親鸞」にくらべて、大変わかりやすくできている。
○中国役者たちの台詞が日本語に吹き替えられているのは、どうしても映画としては無理がある。どうも、映画として見るのではなく、よくできた再現ドラマというようにしか見えない。
○「都・長安の街並みが西安撮影所に建設された」とプログラムにあるのだが、どうも、ただ、再現して見せるということだけでは、「映画美術」の役割を果たしたことにはならないのだはないか。
○空海は、勤勉でかつ努力家でもあるが、もともと「弘法大師」となるべく運命づけられていたということなのだろう。
○特別に優秀であったことは間違いない。31歳で遣唐使として中国に渡り、すぐに、般若三蔵というインド僧にサンスクリット語を学びマスターする。さらに、恵果阿闍利に師事し、伝法大阿闍利の資格得る。そして、2年余で「真言密教」を中国から持ち帰ることになる。
どうも、映画よりも、日本人として、空海という人物への興味がつきない。(2003.2.11)
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(キャスト)
永島敏行
桜田淳子
天宮良
高橋悦史
ジィアン・リリ
公開年月日:1991.12.14
映画館:「映画美術監督 木村威夫の世界」川崎市民ミュージアム・映像ホール
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